2010年末に羽田―クアラルンプールが就航するアジア最大のLCC・エアアジア

長距離路線に強いのが特徴

アジア最大のLCC(格安航空会社)として2001年に設立以来、クアラルンプールを本拠地として東南アジア、そして世界の20カ国の空を席巻しているマレーシアのエアアジア。

2009年には長距離専門の子会社エアアジアX(オリックスも出資)を設立。同社は4時間以上の長距離便が中心で、中国やオーストラリア、イギリスなど4カ国に就航しています。

利用するエアバスA330では、大手より座席数を3割多く設置。また着陸から離陸までの時間を1時間以上短縮、機材の運行時間は1日平均17時間と、平均的な国際線よりも3割以上長いのが特徴です。

大手航空会社の場合、メインであるビジネス客の利便性を最優先したスケジュールを組むため、早朝出発など柔軟な運航はできません。一方、価格重視のエアアジアは出発時間を気にせずに、早朝から深夜まで運航本数を増やすことができます。

また、LCC専用ターミナルの設立やマレーシア航空の一部路線を移管するなど、マレーシア政府の積極的な支援もあり、LCCでは長距離路線は不可能との見方が多いなか、設立からわずか2年で黒字化に持ち込みました。

2010年4月からは座席を180度倒せるビジネスクラス(ただし、ラウンジや高級料理などのサービスはなし)も開始するなど、新たな顧客層の開拓にも乗り出しています。

2010年末には羽田空港に乗り入れる初めてのLCCとして、週3便が運航される見通しです。ANAやJALの成田―クアラルンプールの正規割引運賃は、最も安い価格帯で往復6万~7万円程度となるなか、エアアジア関係者は「今までにない事業モデルを日本路線に取り込みたい」と発言していることから、半額を下回る運賃の可能性もあると期待されています。

公式HP エアアジア
ベース クアラルンプール国際空港
日本発着路線 羽田/ソウル(週3便)
事前(予約)座席指定
機内クラス構成
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